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2018年2月

棟瓦の固定

今日も日中は動いていると少し汗をかくほどの屋根工事日和でした。

夜中から雨風が強くなる予報なので、現場では雨仕舞いを優先して工事を進めています。

 

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大和郡山市で棟瓦葺きの途中です。

 

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棟芯に強化棟金具を取り付けて棟瓦はステンレスピンで固定し、

棟の途中でステンレス棒を入れて、棟全体を一体化するように瓦を葺いていきます。

 

瓦工事組合(全瓦連)でガイドライン工法の講習を受けて、「大きな地震が来ても瓦を落とさない」ように見えない

部分で瓦をガチガチの固定をしています。

 

燻し和瓦葺きの中で特に棟部分はガイドライン工法で工事を行うと、工事費が増えるのでどうしてもお客様の負担も

増えてしまいます。

その中で当社ではガイドライン工法に合わしながらも、棟瓦の固定線を銅線からステンレスピンに変更して工事をス

ムーズにできるようにしています。

その分材料費は少し上がりますが、工事費が2分の1ほどに抑えれるので費用効果は十分にあると考えています。

陸谷の雨漏り修繕

日中は上下のヒートテックは必要ないほどの暖かさになってきましたね。

 

その一番暖かい時間の昼頃に王寺町へ修繕に行ってきました。

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瓦とベランダの間に銅板の{陸谷}があります。

 

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この銅板の劣化で数箇所穴が開いて、雨漏りしていました。

穴は小さい黒い点ですが、この上に雨がどんどん流れてくるのでかなりの雨水が部屋へ入っていきます。

 

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現状の陸谷の上にまず防水下地材を入れて、ステンレス板を重ねて取り付けます。

 

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谷板周りの瓦はずれないように、漆喰とホルマル銅線で固定していきます。

 

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雨樋があって見えにくいですが完工です。

これでこの部分からの雨漏りは止まります。

ガラス瓦を20枚葺きました

2月末になって、日中の暖かい日が多くなってきました。

 

大和郡山市で工事中の進歩状況です。

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既存瓦の撤去後、下地木材工事に防水下地材・縦横の囲い桟工事を行いました。

 

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囲い桟の枠内に瓦を一枚ずつ葺いて、ステンレスビスで固定していきます。

 

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屋根の北面に大きなトップライトがありました。

新築の家で多く使用している既製品のトップライトを取り付ける案もあったのですが、10年後以降に雨漏りする

可能性があるので屋根面が同じ高さになるガラス瓦を葺くことになりました。

 

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既存のガラス板と木枠を取り除き、新しい木枠を取り付けて

 

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両面耐候の透明ポリカ板を取り付けます。

この下地に例えば普通の透明板を取り付けると、数年後には屋根の暑さなどで変形や変色が出てきます。

下地で見えにくい部分なのですが、こだわりたい所です。

 

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ガラス瓦を引っ掛けるための横桟を取り付けて、ガラス瓦(半透明)を葺きます。

 

当社ではガラス瓦をよく使うのですが、一箇所で20枚を葺いたのは今回が初めてです。

北面からの採光なので、日中はいつも部屋の中を明るくしてくれます。

ブルーシートで雨養生

大和郡山市の現場に行ってきました。

得意先の息子さんの新築現場で一階屋根用の防水下地材がなかったので、昨日にブルーシートを張ったのですが、

今日の朝一番の天気予報で夕方頃から雨マークが出ていました。

 

先日のブルーシートは数箇所で破れていて、普通の雨が降ったら間違いなく雨漏りするので、新しいブルーシートを

持って雨養生です。

 

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一階屋根には化粧柱に汚れ防止の紙が貼っていて、雨で濡れたらダメな木材が多くあります。

 

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必要な部分にブルーシートを張ったので、これで一安心です。

 

明日からの一週間は途中で雨が降る予報なので、段取りで悩む日が続くと思いますが安全第一で工事を進めていきます。

 

特殊な防水下地材です

奈良市で得意先の息子さんが新築を建てて、棟上後の防水下地材工事に行ってきました。

いつもお世話になっているので、新築で使う通常の材料から特殊な防水下地材(ルーフィング)に変更です。

 

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ルーフラミテクトRXです。

 

防水効果はもちろん高くて、この材料自体に遮熱(夏の暑さ対策)と透湿効果(屋根裏の湿気対策)があります。

もし、今に自分の家を建てた場合は「このルーフィングを使う!」という材料です。

 

事前に図面で屋根面積を計算して材料の発注をしたのですが、なぜか二階屋根しか取り付けできなくて一階屋根分が

全くありません・・・

とりあえずはブルーシートで養生だけをして、この材料が入り次第また来ます。

 

まずは上棟おめでとうございます!!

屋根瓦撤去~下地木工事まで

2月の後半になってきて、日中は暖かくて過ごし易くなってきました。

 

先日から着工中の大和郡山市の現場です。

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まずは瓦と葺き土を取り除きます。

 

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葺き土の下には杉皮が全面にあるので、これも取り除いていきます。

 

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杉皮を取り除くと野地板があり、傷んでいる部分を確認します。

 

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特に傷んでいる部分がなかったので、この上から構造用合板(コンパネ12mm)を取り付けます。

 

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コンパネの上から紫色の防水下地材(ゴムアスファルト・ルーフィング)、そして瓦を引っ掛けるための囲い桟を取

り付けます。

 

瓦のめくり工事初日から今日まで幸いにも雨が降っていないので、工事を進めることができて良かったです。

来週の中頃に雨予報なので、それまでに完工できるように段取りを考えていきます。

副理事長になりました

天理市にある奈良県瓦工事業協同組合にて、通常総会に出席してきました。

 

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私は会計として今年度の決算などの話をして、無事に終えることができて一安心です。

 

その後に次期の理事と四役を決める大事な会議があり、私は元々が四役(会計)だったのですが、話し合いで会計を

抜けることができました。

さらに一安心!と思ったのも一瞬で、副理事長になりました・・・

 

名目上は副理事長になりましたが、今まで私が全瓦連組合で行ってきた内容とほぼ変わらないので問題なしです。

もう1人の、尊敬している副理事長と一緒に理事長をサポートしていきます!

65年前の手作り鬼瓦です。

今日は曇り空で昨日までに比べると少し寒く感じましたが、

朝一番の屋根は霜が降りていなくて過ごし易い一日になりました。

 

屋根の点検で御所市へ行ってきました。

離れの屋根で数箇所から雨漏りしているので、原因と瓦の状態の確認です。

 

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燻し和瓦を葺いています。65年前の瓦で、今までこの屋根を守ってくれていました。

ただ、瓦の数箇所で立割れやヒビがあり、どこで雨漏りしても不思議ではない状態です。

 

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棟瓦です。劣化で瓦が剥離しています。

 

瓦の差し替え工事で一時は止めることはできますが、瓦自体が劣化しているのでお客様と相談して、屋根の葺き替え

工事を行うことになりました。

 

 

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この屋根で珍しい鬼瓦を使用していました。

鬼瓦はお守り代わりで庭に置くこともあるので、鬼瓦の撤去は気を付けて行うようにします。

 

ただ工事を行うまでには4月頃になる可能性があるので、もう一度お伺いして応急修理だけを行います。

塀瓦が車に当てられて歪んでいます

今日も快晴で屋根工事日和になりました。

今週はずっと天候が安定しそうなので、お聞きしている工事を進めていきます。

 

香芝市の左官屋さんから「近所の家の塀瓦が車に当たって歪んでいるから見に来て!」と連絡を貰い、まずは現状の

確認へ。

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現場に着いて塀瓦を見ると、角にある隅巴瓦が外れかけています。

「家の角やし、ちょっと当たったんやなー」と思い、これならすぐに直せるので一安心です。

 

他にも当たっている場所があるのかと思い、家周りを確認していると

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道路の細い所の塀です。途中ですごく歪んでいるのがわかります。

 

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言っていたのはこの場所でした。

瓦を正面から押したような当たり方をしているので、当てた車もかなりの傷が入っていると思います。

 

この状態だと塀の内側に雨が入るので、本工事を行うまでにブルーシートを掛けるなどの応急修理を行うことにします。

瓦下には大量の葺き土がありました。

大和郡山市で屋根の葺き替え工事を進めています。

 

こちらの屋根は燻し和瓦を葺いていて、瓦の劣化で割れやズレが全体的にあり、今後のことも考えて、屋根の葺き替

え工事を行うことになりました。

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施工前の屋根です。

 

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まずは棟瓦を取り外して、次に地瓦を撤去していきます。

 

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瓦を取り除くと、下地木材が見えないほどの大量の葺き土を使用していました。

この屋根にあった葺き土は約4.5トン。

現在の瓦葺き工事では葺き土をほとんど使用しないので、この土の分だけでも軽量化になります。

 

この瓦を取り除いている時に雨が降った場合は、もちろんブルーシートで雨が入らないようにするのですが、屋根面

積が大きいので全ての瓦を取り除かずに雨養生を行い易いように段取りを考えていきます。

 

今から仕上がりが楽しみです。