【ガルバリウム鋼板】屋根の劣化症状とメンテナンス方法とは?

・訪問販売員から「屋根が傷んでいるように見えるので点検しましょうか?」と言われた…
・ガルバリウム鋼板の屋根材を葺いて20年ほど経過しているが、どのタイミングでメンテナンスを検討するか?
・板金屋根材に葺き替えた場合、その何年後にメンテナンス(補修)が必要だろうか?

 

{訪問販売員からの指摘を受けた・自宅の屋根を見ると汚れている}などの屋根について疑問が出てくると「屋根は大丈夫だろうか?」と不安に感じる事があります。

今回のブログでは【ガルバニウム鋼板を使用している屋根材のメンテナンス方法】をお伝えします。

ガルバニウム鋼板の屋根材は耐久性が高く、現場での加工性も高いので屋根の様々な場所で使用しています。当社でもこの屋根材を多く使用しており、今から16年ほど以前に葺き替え工事を行った屋根を見ても、施工時と同様の状態なので耐久性の高い材料だと認識しています。

しかし、他の屋根材と同様にいつかは経年により劣化してきます。この劣化の症状には{苔や汚れの発生・錆び・材料の浮き}などがありますが、その症状が出た場合の補修方法と、そのような症状を少しでも減らすメンテナンス方法をお伝えします。

目次

どのような屋根材にガルバリウム鋼板を使用しているか?

ガルバリウム鋼板の劣化のサインは?

劣化した場合の補修方法

屋根材の劣化を少なくするメンテナンス方法

終わりに

 

どのような屋根材にガルバリウム鋼板を使用しているか?

ガルバリウム鋼板の屋根材は耐久性や現場での施工性が良い事から様々な製品があります。

ここでは屋根材の一部ですが、実際にどのような屋根材があるかをお伝えします。

横葺きの板金材(スーパーガルテクト等)

裏面に断熱材が付いている横葺きの屋根材で、{葺き替え工事・重ね葺き工事}等の工事でこの屋根材を多く使用しています。

 

立葺きの板金材(立平)

屋根の勾配が緩い時にこの屋根材を使用します。

カラーベスト屋根の棟・谷部分

カラーベスト屋根にはガルバリウム鋼板の{棟・谷・下地の水切り板金}を使用しています。数多くの既製品があり現場での加工性が良く耐久性も高く、当社でも頻繁に使用しています。

 

ガルバリウム鋼板屋根の劣化のサインは?

耐久性の高いガルバリウム鋼板ですが、15年~20年以上と経過すると以下のような劣化が生じる場合があります。

表面に{苔・汚れ・色褪せ}が出てくる
一部でサビが出てくる
屋根材が浮いている・落下している

表面に{苔・汚れ・色褪せ}が出てくる

*上の写真はカラーベストの屋根ですが、北面の一階屋根で苔が生えていました。また、茶色の板金材も経年劣化で変色しています。

 

屋根材は様々な環境の中で常に屋根を守ってくれています。

日当たりが良くない北面は湿気が溜まり易く(主に北側の一階屋根)、湿気が溜まりやすい環境なので苔や汚れが発生する事があります。一方で日当たりが良い南東面は屋根面が濡れてもすぐに乾燥するので、苔等は発生しにくいです。

また、家のすぐ隣に森や竹藪があり、落ち葉が屋根に溜まっていると屋根材が汚れ易くなります。

これはどの屋根材でも一緒ですが屋根材の表面に苔や汚れがあると、雨が降っている時の水の流れが悪くなり、今以上に苔などが発生します。

この苔等が原因で雨漏りする事は少ないですが、この状態が長く続くと屋根材自体の劣化が生じてきます。

一部で錆びが出てくる

表面の全てが錆びるのでは無く、{屋根材の切り口・水が溜まり易い場所}などから錆びが生じる可能性があります。

錆が発生すると、その場所から錆びが広がり屋根材の劣化や雨漏りする事が考えられます。

屋根材の浮き・ズレ

*台風時の突風により棟板金が剥がれている状態で、すぐに落下しそうなほど危険な状態でした

 

これは屋根材を固定している下地材の問題になるのですが、屋根材を固定している{ビス・釘・下地木材}が劣化して、屋根材が固定出来ていない場合があります。ガルバニウム鋼板の屋根材は他の屋根材と比べて圧倒的に軽いので、その分固定するためのビスや釘が効いていなければ簡単に浮いたり下に落下します。

 

劣化した場合の補修方法

屋根材の劣化を見つけた場合は、それ以上の劣化を防ぐために補修が必要になります。

表面に{苔・汚れ・枯葉が溜まる}が発生した場合

屋根材の表面に苔や汚れが付着している場合は、水洗いや高圧洗浄で取り除く方法があります。

水洗いや高圧洗浄を行う場合、必ず屋根工事店や塗装店などの業者にお願いしてください。水を掛ける方向によっては雨漏りの原因になり、苔や汚れが付着している屋根に水が掛かると屋根が普段以上に滑り易く相当危険なので、専門の業者に依頼する事をお勧めします。

一部で錆びが出てくる

ガルバリウム鋼板の一部で錆びが発生すると屋根材の劣化が進むので補修が必要になります。

補修方法としては以下の方法が考えられます。

・錆びている屋根材の一部取り替え工事

・必要な部分の塗装

・錆びが出ている部分を中心に新しいガルバリウム鋼板等を被せる

屋根材の浮き

KODAK Digital Still Camera

これはガルバリウム鋼板の屋根材自体の問題ではなく、屋根材を固定している{ビス、釘、下地木材}が原因です。

棟板金が浮いている場合は、その下にある下地木材を入れ替えて板金材を葺き直しするだけで工事は完了しますが。

しかし、屋根の軒先や中心部分(平たい部分)で浮いている場合は、屋根材を固定している釘かビスの劣化や施工時の不具合なので、大掛かりな工事になる可能性があります。

 

屋根材の劣化を少なくするメンテナンス方法

上に挙げたような屋根材の劣化などを少なくする為に、お客様ご自身で確認できる事があります。また、屋根について疑問があれば専門の業者に依頼する事をお勧めします。

気が付いた時に屋根を見る

家の周りを歩いている時や洗濯物を干している時などの日常生活の中で、ほんの少しでも良いので屋根を見ていただきたいです。

雨漏りや屋根材の落下など、屋根の不具合が生じた場合はまずは屋根を見ると思います。しかし、屋根の不具合が生じる事はほとんど無いので、屋根を見る機会もありません。実際に私の自宅でもほとんど見ないのが現実です…

屋根を見るポイントは主に以下になります。

・屋根の頭頂部 

屋根の頭頂部にある棟板金が問題ないか、浮いていないかを確認

・北面の一階屋根、木々に覆われている屋根がある場合はその屋根周り

屋根上に苔や汚れが発生しているか、屋根上に枯葉が溜まっているかどうかの確認

 

専門業者に定期点検を依頼する

屋根に関して疑問を感じた場合には専門業者に点検を依頼していただけると、その業者は屋根全体の確認を行います。

屋根全体を確認してもらった上で問題無い事が一番良いのですが、もし不具合がある場合は打ち合わせの上で見積りを取ってもらい、費用や工事内容を確認した上で補修を行うかを判断してください。

終わりに

ここまでブログを読んでいただいてありがとうございます。

今回は当社が今まで現場で多く見てきた劣化の症状を主に挙げました。家の屋根状況によっては他の不具合もあるので、「このような屋根の状態ではどのような補修方法があるだろうか?」「今の屋根の状態だと現状維持でも大丈夫だろうか?」などの疑問がありましたら、ご遠慮無く当社までお問い合わせください。

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