築65年程経過した【屋根の葺き替え工事】を行いました

こんにちは。

今回は【屋根の葺き替え工事】についてです。

施工前の築65程経過した屋根です。

過去に修理を行ってきて瓦の間に板金を差し込んだり、新しい瓦を差し換えたりしていますね。

現状は屋根の様々な場所で瓦の割れとズレがあり、数カ所で雨漏りしていました。

屋根の修理で雨漏りを止める事は可能ですが、補修後に違う場所から劣化により雨漏りする可能性がある状態でした。

お客様の考えとしては「今後もこの家で生活していくので部分的な補修よりも工事後は安心して暮らしていけるように」と、屋根瓦の葺き替え工事を行うことになりました。

工事前に安全と近隣の埃飛散防止用に単管足場を周りに設置し、屋根工事がスタートです。

既存瓦を取り除くと写真のように葺き土があります。この葺き土も劣化で粘土の粘着性が全く無くなっていました。

葺き土を取り除くと既存の下地木材があるのですが、全体的に劣化していたので、この野地板を取り除き新し野地板を取り付ける事に。

野地板(杉材)の下地木材工事を行います。これで安心して屋根上を歩けるようになりました。

新しい野地板の上に防水下地材(ゴムアスファルト・ルーフィング)と縦横の囲い桟木工事を行います。

この囲い桟木に新しい瓦を引っ掛けてステンレスビスで固定していきます。

これで瓦の浮きやズレが無くなります。

棟瓦は粘土の葺き土を使わず、南蛮漆喰のみで葺いていきます。

また、工事後に棟瓦が崩れないように全ての棟瓦の内側にステンレスピンやホルマル銅線で固定します。

工事後です。いぶし和瓦の綺麗な屋根に仕上がりました。

これで今後は雨漏りや瓦のズレ等の心配をしなくて済む屋根になりました。

2024年4月
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