屋根の接点部分に銅板の谷板があります。
雨の当たる場所が茶色く変色しています。
奈良市で雨漏りしている現場です。
屋根の接点部分にある｛銅板谷｝の一部で、穴が開いているのが雨漏りの原因です。
かなりわかりにくいのですが、真ん中部分に小さな黒点が何箇所かあります。
この部分は雨水が多く流れるので、このような小さな穴でも雨漏りします。
上記の写真から少し離れた部分にも、銅板の劣化により穴が開いていました。
（茶色く変色している銅板の黒い部分）
瓦から銅板へ流れる雨水は、ほぼ同じ部分ばかりに落ちます。
写真の茶色く変色しているのが雨が多く落ちている部分で、特に雨水が
一番多く当たる銅板が劣化して穴が開きます。
この銅板の厚みは｛0.35ｍｍ｝です。
この厚みが同じ場所に長年ずっと雨水が当たるので、銅板が少しずつ薄くなり穴が開きます。
お客様から｛銅板からステンレス板への入れ替え工事｝のご依頼をいただいたのですが、
まずは応急処置として、銅板の穴が開いている部分にコーキングで穴埋めをしました。
後日に本工事を行います。
