お客様が安心できる一番良い工事を一緒に考えます

こんにちは。

昼間は晴天ですでに春を感じています。朝一番はすごく寒いので服を何枚も着込んでいるのですが、仕事を始めると

ジャンパーを脱ぎトレーナーを脱ぎ…どんどん身軽な服装になっていきます。

 

先日に生駒市で「今後を見据えて屋根工事を考えている」とお聞きして、屋根の点検に行ってきました。

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築30年ほどのカラーベストを葺いていて、屋根全体が写真のように表面塗装の剥がれがあります。

黄ばんでいる部分はアンテナの錆びが関係していると考えます。

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数カ所で写真のようなに割れやヒビが入っている状態です。

 

築年数やカラーベストの劣化を見ると何らかの工事は必要と考えます。

工事の内容は

①割れている部分のみの補修

・必要最小限の工事で費用も低く抑えることができます。

現時点で割れている部分やヒビ割れている部分の補修を行います。

引っ越しなどの理由で「あと数年だけ屋根材が耐えてくれれば良い」とお客様からお聞きする事もあるので、そのよ

うな時は部分補修を行います。

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これは割れたカラーベストの上にステンレス板を被せています。

割れた材料を無理やり引き抜いて新しいカラーベストを差し込むよりも、写真のようにステンレス板を差し込んだ方

が費用も抑える事ができ耐久性もあります。

 

②屋根塗装

・瓦の部分補修後に屋根塗装を行います。

葺き替え工事に比べて費用を抑える事ができて、仕上がりは新築同様になります。

屋根塗装に不慣れな業者が工事を行うと、塗装工事を行ったことにより工事後に雨漏りする場合があるので注意が必

要ですね。

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これは悪い塗装工事例です。

屋根塗装を行うとカラーベストの横と縦の繋ぎ目にも塗装の膜ができるのですが、この繋ぎ目にできた塗装膜をカッ

ターなどで縁切りする必要があります。

上の写真のように縁切りをしていない屋根は、瓦の内側にできる結露や繋ぎ目の小さな隙間から入り込む水が外に出

ないので、屋根の内側から傷んできます。

見た目は綺麗かもしれませんが雨漏りします。

 

③屋根の葺き替え工事

・現状のカラーベストを撤去処分して、下地木材の上に新しい構造用合板(コンパネ12mm)を取り付けた後に新

しいカラーベストに葺き替える工事です。

新しい屋根材はカラーベストの他にも陶器平板瓦などもありますが、現状のカラーベストよりも約2倍の重量がある

ので、関東大震災以降は重たくなることを皆さん敬遠しています。

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カラーベストへの葺き替え例です

 

④板金材への重ね葺き工事

・現状のカラーベストの上から、断熱材入りの板金材等を重ね葺きする方法です。

カラーベストの上に防水下地材(裏側が粘着性のある材料)を取り付けてから、横暖ルーフ・スーパーガルテクト・

立平などの板金材を葺きます。

最近はこの工法が圧倒的に多いですね。

理由はカラーベストの撤去処分が無いので費用がかなり抑える事ができ、工期も早くなる…などです。

一般の住宅でも多いですが、マンションやハイツなどの屋根もこの工法が多いです。

2021121155751.JPG

横暖ルーフを重ね葺きした現場です。

 

工事方法や屋根材も多数あるので、お客様にとって最善の屋根工事ができるように打ち合わせしていきます。

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