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2017年2月

手作りの七福神鬼瓦

屋根改修の現場です。

屋根には多くの鬼瓦を使用していて、ほどんどが手作りの特注品です。

 

お客様のご希望で、使用できる鬼瓦を焼き直して、再使用することになりました。

歴史のある鬼瓦が今後もずっと残ることに、すごく価値があると思います。

その中に七福神の鬼瓦があるので紹介しますね。

 

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入母屋建ての主屋で、多くの鬼瓦を使用しています。

 

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鯛をもっているので、{恵比寿天様}

 

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小槌を持って米俵に乗っているので、{大黒天様}

 

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玄鹿(くろしか)を連れているので、{寿老神様}

 

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亀を連れているので、{福禄寿神様}

 

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棟瓦を取り除く時に鬼瓦を丁寧に取り外し、トラックに載せて一度会社まで持って帰ります。

 

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道のバウンドにドキドキしながらゆっくりと倉庫まで運びました。

 

吉野町の屋根点検

吉野町の雪害による現調です。

二月に数回あった大雪が原因で、二階にある雨樋の一部が外れたのですね。

 

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軒樋が、雪の塊によってジワジワと押されて、外れています。(二階屋根の手前角)

 

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雪の塊が隅棟を直撃したのでしょうか、棟瓦と鬼瓦がズレています。

 

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隅棟周りの瓦と下地木材がかなり傷んで危ないので、

今日は屋根上にあがらずに、横の畑からの確認。

 

お客様と打ち合わせを行い、どの範囲まで工事を希望しているのかを

確認して現場を離れました。

 

 

平群町の新築屋根工事

今日も朝から良い天気sunでした。

平群町で陶器平板瓦の新築工事が進んでおり、本日は防水下地の取り付け工事です。

 

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下地の構造用合板(コンパネ12mm)です。

この上に防水下地材(ゴムアスファルトルーフィング)を取り付けます。

 

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今日は日曜日なので昼までの工事にして、昼からはのんびりと子供達と遊ぼうと思います。

 

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家の前で三男とhappy01

 

陸棟瓦の取り外し

天理で屋根の葺き替え工事が始まりました。

今日は晴れの良い天気で、屋根上で仕事をしていると少し汗ばむ屋根工事日和sunでしたね。

 

第一期として一階の基礎補強工事を行うので、瓦全てを取らずに

屋根の重量を少しでも軽くするために主家の{陸棟}を取り外します。

 

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築135年!の主家です。

施主様が家を大切にして住まれていたのだなーと感じる、立派な主屋です。

 

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主屋の陸棟です。棟瓦下にはかなり多くの葺き土を使用していて、棟瓦と葺き土の間に下地木材を入れています。

棟瓦のズレ止め用の木材だと思いますが、なかなか見れない工法です。

 

経年劣化でこの木材は傷んでいましたが、昔にこの屋根瓦を葺いた職人さんがこだわりを持って仕事していたのを

ひしひしと感じます。

 

陸棟は約14mほどあり、瓦と葺き土を当社の2トントラックに載せているのですが、全てがぜんぜん載らないことから

この陸棟だけで約3トンから4トンほどの重量がありますね。

 

しばらくは晴れの天気が続くようですが、雨養生をして本日の工事を終了しました。

 

 

 

御所市の雨漏り修繕工事

先日から屋根工事を進めている、御所市の雨漏り修繕の現場です。

 

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棟部分の一段眼、二段目は新しい瓦を使用して葺き直します。

 

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鬼瓦と三段目からの瓦はまだ使えるので再利用します。施工前の葺き土は粘土と藁を混ぜた{葺き土}を使用して

いましたが、今回の修繕では粘土の葺き土は使わずに{南蛮漆喰}で棟瓦を葺き直しています。

 

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施工後です。

 

一番初めの打ち合わせでお客様から「大きな工事ではなく、必要な部分の補修でお願いしたい。」と聞いていたので、

雨漏りを止める事を最優先して{棟瓦積み替え工事}を行いました。

施工後の確認後お客様と話をしていて、「雨漏りを止めてくれて本当に良かったー」とすごく喜んで頂いたのを見て、

私も「お客様の不安をなくせて良かったー」と心の中で思い、嬉しい限りでした。

 

{瓦伝道師}神谷さんの演習

昨日の夕方、愛知県にある{株式会社山平}に行ってきました。

当社がお世話になっている屋根材・陶器平板瓦の{プラス1防災瓦}などを製造販売している会社です。

 

来週の月曜日に、東京で瓦工事業の全国組織である全日本瓦工事業連盟青年部総会があるのですが、そこで

社長の神谷さんが、{時代はつながりの経済へ}「モノを売るのではなく、価値を売ろう!」のテーマで

講師を行うとのこと。

 

私は今年の総会には出席しないのですが、「是非聞きたい!」と思い神谷さんに連絡しました。

以前から山平さんとはお付き合いあり、神谷さんとも去年の年末に会っていて色々と話をしている仲で、

「本番前に会社で予行演習を行います」と聞いたので、私は参加決定です。

 

神谷さんは瓦業界の将来をすごく考えて、SNSを初めとするこの業界の情報発信の第一人者です。

お客様にとって価値のある情報を発信する事・情報を出す側のモラルや楽しむ事、様々なことを教えて頂き

一時間の講習で、中身の濃い、素晴らしい時間を過ごしました。

 

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山平さんの会社にて。

 

神谷さん、ありがとうございました!

 

 

雨漏りの修理 (陸棟積み替え工事)

御所市の棟瓦積み替え工事の現場です。

既存の棟瓦を取り外し、棟瓦下の葺き土は処分します。

そして、使える棟瓦は再使用して南蛮漆喰で葺き直す工事です。

 

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施工前です。棟瓦と下地の葺き土が劣化により雨漏りしていました。

 

棟瓦は使える材料はできるだけ再使用したかったのですが、痛みが激しくて

多くの{のし瓦}を撤去処分しました。

 

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棟瓦を取り外し下地の葺き土を取り除くと、瓦の隙間が大きく開いていました。

(写真の奥の方です。)

 

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新しい瓦を使い、瓦の間を少なくします。

 

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棟瓦は南蛮漆喰で葺き直します。棟瓦で使用している{のし瓦}の途中までは新しい

瓦で葺き直します。

 

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明日は雨rain予報なので、雨養生して工事一日目を終わりました。

 

御所市の雨漏り修繕工事 (陸棟からの雨漏り)

御所市にあるお客様の屋根です。

二階の天井から、多量の雨が漏れていました。

 

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燻し和瓦で、屋根の一番上にある{陸棟}部分です。

 

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棟瓦の下にある{葺き土}が劣化して、7段に積んでいる長方形の瓦{のし瓦}の勾配が反対に向いて

雨漏りしています。

 

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上の写真では少しわかりにくいので、参考資料から{陸棟}の断面図をお借りします。

薄黒い部分が{葺き土}で、施工後に乾燥してガッチリと固まります。

そして、{のし瓦}は正しい勾配なので、雨水が外に流れるようになっているのですね。

 

お客様の陸棟断面図はこのような状態です↓

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つたない絵と字ですみませんcatface

 

下地の葺き土が劣化によりパサパサな砂状態になり、{のし瓦}が崩れてきます。

それにより、のし瓦の勾配が反対(内側}に向いて雨水が棟芯に入ってしまいます。

 

この状態になると普通の雨でも、どんどん雨水が家の中へ入って雨漏りします。

お客様に現状の報告と打ち合わせを行い{棟瓦の積み替え工事}を行うことになりました。

 

「今までほっといたから、修繕工事は春の暖かくなってからでいいよ。」と、お客様は話をしていたのですが、

このような状況を見たからには置いておくことはできないので、

早速段取りを行いますね。

 

【参考資料】  瓦屋根標準施工要領書ダイジェスト版

<監修>    一般社団法人全日本瓦工事業連盟

        全国陶器瓦工業組合連合会

 

 

谷板の補修工事 (銅板からステンレス板へ)

奈良市西登美ヶ丘で屋根の修繕工事です。

屋根に銅板を使用している{谷}部分があり、そこの一部で亀裂と穴が開いていました。

 

銅板の下に防水下地材があったので、部屋には雨漏りしていませんでしたが

いつ雨漏りしてもおかしくない状態でした。

 

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真ん中の薄緑色の部分が{谷}で銅板を使用しています。

 

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雨水が一番流れる谷芯部分に亀裂が入ってます。10円硬貨ほどの大きな穴が開いています。

 

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軒先の柱が雨漏りで変色しています。

 

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谷板周りの瓦を取り外し傷んでいる銅板を取り除き、防水下地材を取り付けます。

 

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ステンレス板を取り付けます。

防水下地材とステンレス板で、雨漏りしやすいこの部分は二重の防水になっています。

 

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谷板周りの瓦は、南蛮漆喰を谷板と瓦の間になじませて、ステンレスビスで固定して葺き直します。

 

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施工後です。

部屋の中へ雨漏りする前に、修繕することができて良かったですhappy01

 

 

 

 

 

京都で奈良県の組合総会です。

今日は奈良県瓦工事業協同組合の総会を行いました。

今回の総会は特別に親睦を含めて、一泊二日で京都の夕日が浦温泉に来ています。

 

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ホテルの会議室を借りて総会です。

色々と役員方が段取りしていただいて、良い総会になりました。

 

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総会が無事に終わり、会議室横のテラスからの眺めです。

夕日が浦の由来なんですかねー。

すごく良い景色でした。