工事現場で見てきた屋根瓦(屋根材)のメリット・デメリット

瓦には様々な種類があり、それぞれにメリットがあります。

 

先月のブログでは瓦の耐用年数や特徴について書きましたが、今回は私が考えている瓦(屋根材)のメリットについてです。

また、比較し易いようにデメリットについても書いていきます。

例えば、新築工事でどのような屋根材を使用するかを検討している場合や、現状の瓦から新しい屋根材への葺き替え工事を検討している場合に、どのような屋根材を使用すれば良いかを判断できるように挙げていきます。

以下に当社が新築工事や葺き替え工事で多く取り扱っている屋根材の【燻し和瓦・陶器平板瓦・カラーベスト・板金屋根材】4種類を挙げます。

 

【燻し和瓦】

当社の屋根に葺いている燻し和瓦です。表面はグレー系の落ち着いた色をしています。

 

メリット

・耐用年数が他の屋根材と比べると長く、安定した材質です。

・昔からこの瓦があるように、この瓦を使用してから40年後や50年後にも同じ瓦があるので、その時に雨漏りや割れた場合の補修を行い易い。

・雨漏りした時に部分的な補修を行い易い。

・雨漏りや瓦のずれ等が無い限りは、屋根工事を行う必要が無い瓦です。

・燻し和瓦に塗装を行う必要はありません。燻し和瓦に塗装を行った場合、塗装した事で瓦の劣化を早めてしまうので全くお勧めしません。

デメリット

・他の屋根材と比べると重たいです。地震が起きた時に屋根瓦が崩れるような映像がニュースで度々流れるので、瓦は重たくて崩れるようなイメージを持たれています。

・他の屋根材と比べると重たい屋根材なので、家の負担を軽減するために軽量化の大掛かりな工事を検討されるお客様が近年多くなっています。

・葺き替え工事を行う場合は工事期間が長くなります。

・工事費用が他の屋根材と比べると高くなります。

 

【陶器平板瓦】

当社が新築工事で一番多く取り扱っている屋根材です。瓦の形状は平型・波型等があります。

燻し和瓦と陶器瓦の違いは、原料と仕上げていく工程です。焼成する事で耐久性が高いのは一緒ですが材質が違います。

見分け方は瓦の断面の色を見て、燻し和瓦(断面も燻し色)か陶器瓦(断面はレンガ色)かを確認すると判断し易いです。

メリット

・耐久性が燻し和瓦と同様に高く、費用は燻し和瓦や横葺きの板金屋根材と比べると安く抑えられます。

・色が{黒・銀黒・こげ茶}他にも多彩な種類があります。また、平型や波型の形状もあるので家のデザインや雰囲気に合わせた瓦を選ぶ事ができます。

・屋根の葺き替え工事の場合、費用面と耐久性の良さからこの瓦を選ぶお客様が多いです。

・燻し和瓦と同様に塗装工事を行う必要はありません。この陶器瓦の上に塗装を行うと瓦の劣化を早めるので全くお勧めしません。

デメリット

・燻し和瓦と同様に重たい屋根材になります。

・年数が経過すると使用した瓦が廃判になる可能性と、色が微妙に変更する可能性があり、10年後・20年後に全く同じ瓦を製造しているかは不透明な部分があります。

対策としては、予備として瓦の差し替え用に何枚か軒下等に置いておく事をお勧めします。

 

【カラーベスト】

一般住宅で多く使用しているセメント系の薄い屋根材です。この材料を使用している屋根で20年以上経過している場合は、アスベスト(石綿)を含んでいる可能性があります。

2004年以降に使用しているカラーベストにはアスベストは入っていません。

メリット

・燻し和瓦や陶器平板瓦と比べると重量は軽く、費用も安い屋根材です。

・多彩な色と種類があるので、様々な家のデザインや雰囲気に合わせて材料を選ぶ事ができます。

デメリット

・耐久性が他の屋根材と比べると劣り、外部からの衝撃に弱く割れやすい。

・燻し和瓦と陶器平板瓦に比べると早い段階で{屋根塗装・葺き替え工事・屋根材の重ね葺き}等の大掛かりな工事が必要になります。

・屋根塗装時に適正な工事を行わない場合、塗装後に屋根から雨漏りする可能性が高くなります。

 

【板金屋根材】

板金の屋根材は{横葺きの仕上がり・立葺きの仕上がり・波型の仕上がり}等があり、屋根の形状や既存の屋根材に合わせた材料を選択できます。

メリット

・他の屋根材と比べると圧倒的に軽く、工事期間が比較的短い。

・色は材料によりますが{黒・銀黒・こげ茶、深緑}等があり、家のデザインや雰囲気で色を決める事ができます。

・新築工事、屋根の葺き替え工事、屋根の重ね葺き工事(現状がカラーベストの場合)等の様々な場面で出来る工法があり、お客様の希望に合わせた工事を行い易い。

・横葺きの屋根材(上の写真・当社ではスーパーガルテクト)の裏面には断熱材があり、工事後の断熱効果が期待できます。

デメリット

・費用は陶器平板瓦よりも高く、屋根形状や材料によりますが燻し和瓦に近い費用になります。

・断熱材が付いていない板金屋根の場合、家が暑くなる可能性と雨が降っている時にポタポタと水が当たる音が気になる可能性があります。

・屋根材の状況によりますが、20年から30年後に屋根塗装が必要になります。

・屋根材が傷んだ場合、その一部だけを取り替える事は難しく、また、雨漏りした場合の補修工事が大掛かりになる可能性があります。

 

【終わりに】

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

今回挙げた瓦は様々にある屋根材の一部です。現在使用している瓦が分からない場合や屋根に関して疑問等がありましたら、ご遠慮なく当社までお問い合わせください。

 

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