耐震・軽量瓦
燻し和瓦から軽量瓦への葺き替え工事
奈良市内でお世話になりました、葺き替えの屋根工事です。
工事前は{燻し和瓦(土葺き工法)}を葺いており、お客様は軽い屋根材を希望していました。
お客様と相談の上、{ルーガ雅(耐震工法)}に葺き替えすることになりました。
葺き替え前です。燻し和瓦を葺いています。 天上裏に土埃が落ちるので、部屋の中へ埃が入らないように工事前に埃避けの養生シートを天井に張ります。
{燻し和瓦}と瓦下にある{葺き土}を取り除きます。 瓦下には多くの葺き土を使用していました。
葺き土を取り除くときに天井裏へ土埃が落ちるので、掃除を行います。 掃除後です。
構造用合板(コンパネ12mm)⇒防水下地材(ゴムアス)⇒瓦を引掛けるための横桟(防腐処理済み)を取り付けます。
軽量瓦{ルーガ雅}を葺きます。 全ての瓦をステンレス釘で固定します。
屋根の一番上にある{陸棟部分}です。下地木材と防水テープを取り付け、棟瓦は全てパッキン付きステンレスビスで固定します。
風の影響を受け易い屋根端の{袖瓦}もパッキン付きステンレスビスで固定します。
施工後です。
工事後、お客様のすごく喜んだ笑顔を見ることができ、
私も今回のご縁で工事を行うことができて嬉しく感じました。